1. てっさ(ふぐ刺し)とは何か?おいしい時期
  2. てっさ(ふぐ刺し)の歴史
  3. 地域・ふぐの種類による違い
  4. どこで食べれるのか?家で食べるには?
  5. てっさ(ふぐ刺し)のおいしい食べ方・アレンジ

1. てっさ(ふぐ刺し)とは何か?おいしい時期

てっさ(ふぐ刺し)とは、河豚(フグ)の身を薄く切ったお刺身の事です。
ふぐの身は、弾力があり噛み切りにくい食感なので、調理の際に職人が薄く切り大きな皿に広げて並べます。

【写真】

白くて美しいふぐのてっさをお皿に綺麗に並べた様は、まさに日本食の芸術です。
たんぱくでありながら、味わい深く、独特の食感は一度食べたらその味が忘れられないという表現がぴったりです。
今や高級魚なのふぐ料理。ふぐの旬は一般的に「秋の彼岸から春の彼岸まで」といわれています。年末の家族料理として、また年始のふぐシーズンと呼ばれる時期によく食べられていることはご存知でしょうか?

本当に美味しいといわれている時期は、産卵(3月~7月)の前だといわれますので、1月から3月にかけてのもっとも寒い頃が1年間でふぐが美味しくなる時期だといえます。

2. てっさ(ふぐ刺し)の歴史

フグの刺身を何故「てっさ」というのか?
実は、ふぐ刺しは「鉄砲の刺身」と呼ばれており、省略していって「てっさ」と呼ばれるようになりました。

他の記事でもご紹介しましたが、縄文時代の貝塚からふぐの骨が見つかっていることから、ふぐを食べていた歴史は1万年も前からだと言われています。ですが豊臣秀吉の兵がふぐ毒で激変したことにより、河豚食禁止の例が発令されました。江戸時代では通してふぐは禁食でした。それでも、ふぐを食べたい庶民たちの間で、ふぐ=鉄砲という隠語が使われるようになったということです。

ちょうど鉄砲が日本に来た頃で、そのころは的に当たりにくい事から、ふぐ毒で亡くなる確率と似ているので、ふぐを鉄砲と呼ぶようになったのでしょう。命を落とす危険があるにもかかわらず、食べる事を我慢できないほど美味しいふぐだったのですね。

3. 地域・ふぐの種類による違い

人により好みはあると思いますが、いちばん美味しいのは、やはりふぐの王様と呼ばれている「とらふぐ」ではないでしょうか?全体の8割ほどが下関で取り扱われている事で有名です。日本で食用として許可されているふぐは、22種、ただし同じ種類によっても水揚げ場所や時期によりその取扱いも変わってきます。詳しくはこちらの記事を参照してください。【LINK】

【とらふぐ】

太平洋側では室蘭以南、日本海西部、黄海、東シナ海に分布。天然の国産とらふぐは高価で主に高級店でしかお目にかかる機会は少ないとされてきましたが、現在は養殖が盛んに行われており、一般的にも取り扱いの量が全国的にも増え安価に購入することが可能です。インターネットショッピングや産直でも近年は手軽に購入できるようになっております。
【海峡本舗のとらふぐを見るLINK】

【まふぐ】

サハリン以南の日本海、北海道以南の太平洋、黄海、東シナ海に分布。名称は「なめらふぐ」「新潟ふぐ」「北海道ふぐ」などとも呼ばれています。トラフグに比べると刺身にした際の透明度や味が異なり、主にてっちりに使われることが多いようです。好みによりますが、てっちりにするにはまふぐが最適、まふぐで十分!とする人も多いようです。

【しろさばふぐ】

鹿児島以北の日本沿岸、東シナ海に分布。
下関や北九州では「カナト」と呼ばれているふぐ。

【しょうさいふぐ】

北地方から九州沿岸、特に西日本に多く分布。

各地色々なふぐが分布しています。ただし、夏場が旬な種類は、ほとんど市場に出回る事は無いようです。

4. ふぐはどこで食べれるのか?お家で楽しむには?

天然のとらふぐはやはり、高級料理店や旅館でしか食べられないのではないでしょうか?

いえいえ、そんな事はありません。今やお取り寄せすれば自宅でもいただけます。とはいえ、高価なことには変わりはありません。現在では養殖も盛んで、産地直送、インターネットでの購入で安全で新鮮なものも多く安価でご自宅でお楽しみいただけます。

ふぐ料理屋さんでいただくのは、もちろん美味しいのですが、取り寄せや近所のお店(魚屋や寿司屋)に注文して自宅で食べても美味しくいただけます。
【てっちり(フグ鍋)に関するお話はこちら】

5. てっさ(ふぐ刺し)のおいしい食べ方・アレンジ

基本的にはてっさ(ふぐ刺し)はポン酢と薬味と一緒にいただくのが周流ですが、ポン酢に飽きたら、たまには洋風アレンジも美味しいです。

【てっさのカルパッチョ】なら、家にあるもので簡単に作れて、白ワインにも合います。
薄づくりにした、てっさをお皿に綺麗に並べてしっかりと冷やし、粗挽き胡椒と粗塩をパラパラっとふり、混ぜたソースをかけたらできあがりです!
ソース…オリーブオイル大2・レモン汁小2・しょうゆ小½

是非美味しいてっさ・美味しいオリーブオイルが手に入ったら作ってみてください!
冷やした辛口白ワイン、辛口冷酒にとっても合います。

飲んだ後は、【てっさ茶漬け】もおすすめです。
ご飯にのせて、塩昆布を少々ふりかけたら、熱いお茶を注ぐだけです。柚子胡椒があれば少しだけ添えましょう。とても贅沢気分なお茶漬けが楽しめることでしょう。

まとめ

とても美味しいふぐですが、高級魚というイメージが強すぎて、食べる機会はあまり多くはない方も多いようです。お店で少し値が張るので、食べに行くことにも勇気が必要なんて、感じてませんか?

お勧めは弊社も提供しているお取り寄せてっさ(ふぐ刺し)、ちょっとしたお祝いやおうちでの贅沢にいかがでしょうか?4,000円台~の提供となっており、いろんな食べ方でちょっと贅沢な週末はいかがでしょうか?