1. 日本人のフグ離れ
  2. なぜ最近の日本人はふぐをたべないのか?
  3. ここ数年の値上げが起こっている?
  4. 2014年一時のフグブームがあったことを覚えてますか?
  5. 今安くおいしくふぐを食べる方法を簡単にご紹介!

1. 日本人のフグ離れ

フグといえば、冬のフグ鍋やフグ刺しを思い浮かべますね。
芸能人がフグの薄造りを”これでもか!”といった感じで何枚も何枚もとって口に入れるシーンをテレビ番組等で一度はみたことがあるのではないでしょうか?
ところで、最近、フグを食べましたか?
フグは贅沢品と思われているせいか、やはり、この質問にはいと答えていただける人はそう多くないように感じます。
実際に周囲の人々に聞いてみると(フグ業界の方ではなく、一般の方や学生さん)やはりその頻度は高くなく、記憶にある限りフグを食べたことがないと答える人も少なくありません。インターネットで見つけた新聞の記事にも「東京・築地市場の取扱量は2015年、養殖が多いトラフグとマフグで合計約306トン。10年前に比べ37%縮小した。大阪府中央卸売市場の取扱量も養殖物は13%減った。需要減で生産者が減ったこともあり、供給が増えない。」というものがありました。本当に需要が減って養殖量を減らしたのか、フグ業界がフグの価値を守るために生産量を減らしているのはこちらの記事のみでは明確にできませんが、市場に出回るフグの実質量はいずれにしても減り、日本人がフグを食べなくなってきているという話の原因の一つにもつながるかもしれません。

2. なぜ最近の日本人はふぐをたべないのか?

フグはもともと、西高東低、西日本では人気の食材ですが、東日本ではあまり食べられていません。消費については「大阪6割、東京3割」と言われているように、地域差の少ない牛肉などとは対照的になります。東京のスーパーではあまりフグが扱われていません。実際に店頭に並んでいるふぐを見たことがある方も近年ではそう多くはないかもしれません。
高級スーパーやデパートなどで取り扱っていても、東京で人気の”薄造り”なので、手間がかかり値段があがります。
大阪のスーパーでは一般的なようですが、どうも、東京ではなじみがないと思っている人が多く、贅沢品だという考えが浸透しているようです。先ほども触れましたが、実際に若者でフグを食べたことが無い人が増えています。フグは年配のそれもお金持ちの人が食べるものであって、庶民の食べるものではないという考えの若者が多いようです。それゆえ、どんどん日本人がフグを食べなくなっているのかもしれません。

3. ここ数年の値上げが起こっている?

生産量の減少から出てくるトピックは値上げではないでしょうか?従来、フグの中では低価格の養殖フグの値段が近年高騰傾向にあります。
実際に2014年と2015年の養殖フグの価格を比較してみると、2015年は卸値でその倍になっているのです。2014年までは相場が低迷していました。
消費者からみるとうれしい限りなのですが、養殖トラフグ業者によっては大問題です。
そのため、2015年出荷分から養殖トラフグ業者は生産量を減らしているのです。
値段は、需要と供給の関係で決まりますから、希少価値がついて、値段の高騰が始まったのです。

では、2014年まではどうして値段が低迷したのでしょうか?
実は、東京都が2012年に規制緩和を行い、フグ免許の免許がない飲食店でもフグの取り扱いが可能になりました。そのため、トラフグ養殖業者は消費拡大を見越して増産にはいったものの、供給過多となり、当然のごとくその値は崩れしました。
その反動で、2015年以降供給が減っていて、値段が高騰しています。2016年以降もその余波を受けその卸価格は2014年以前のものに現在もなっていません。

4. 2014年一時のフグブームがあったことを覚えてますか?

2014年は、回転寿司の”無添くら寿司”などで「極上 ふぐフェア」が開催されるなど、フグの人気があがっていました。それは、2012年に東京都が実施した規制緩和により、都内の飲食店が一定条件を満たすことで専門のフグ調理師がいなくても身欠きフグ(有毒部位を除いたフグ)の加工製品を用いた料理が提供できるようになったのです。この規制緩和を受けて、トラフグ養殖業者も増産にはいったことにより、低価格が実現して、大衆的な店での提供が可能になりました。結果、フグブームといえる状況になったのです。
このようなことが他のチェーン店、飲食店で広がり市場に一気に低単価で食べれるふぐが出回ったことをなんとなく覚えている人もいらっしゃると思います。

5.  今安くおいしくふぐを食べる方法を簡単にご紹介!

フグといえば”薄造り”を連想する人も多いですね。
フグのおいしさを味わうにはもってこいの王道中の王道になります。関西では「てっさ」とも言われています。(てっさに関する記事はこちらLINK)
フグは繊維が多いので、実は噛み切りにくいのです。
噛みやすくするために、通常の魚の刺身よりも、薄く引いて(きって)います。
なので冒頭にお伝えした、芸能人が何枚も重ねて食べるテレビのショーはちょっと論外ですね。
フグの淡白な味に美味しいこだわりのポン酢をつけて食べるのがやはり王道。
ただし、フグ刺しはちょっと値段がはります。
そんなときに、お勧めなのが、食べ応え十分なフグの唐揚げです。
ぶつ切りにしたフグの身をからっと揚げている料理で、皮はぱりぱりっとして、見はふっくらジューシーでなので、ふぐの良さが際立ちます。これはとらふぐに限らずお楽しみいただけると思います。値段もフグ刺しに比べれば随分お得に楽しめます。
都内のフグ店でも、最近は、随分と安く食べられるところもありますので、外食の際は研究してみてください。

まとめ

日本の食文化に根差しているフグ。
縄文時代の里浜貝塚の古墳からも、フグの骨が見つかるほど、日本人はフグを愛してきました。このままフグを食べずにいるよりも、ちょっとだけ贅沢をしても、その味を堪能してみてはいかがでしょうか?

インターネットで簡単に新鮮なふぐを提供している海峡本舗です。
こちらからご覧ください⇒【LINK】