1. ふぐの季節はいつまで?
  2. ふぐの旬は?
  3. 天然ふぐと養殖ふぐで違う旬
  4. 旬の楽しみ方
  5. 旬以外の楽しみ方

1. ふぐの季節はいつまで?

前回も少し紹介しましたが、ふぐは毒をもっている魚なので、捕れる季節・海域・年よって毒の強さが全く異なります。夏は毒性が強くなることが多くため、避ける傾向にあります。
そのため時期としては「秋の彼岸から春の彼岸まで」と言われていますが、春から初夏にかけて産卵を迎えるふぐを「夏ふぐ」と言い、江戸時代から夏野菜と共に食べていたこともあります。ただし、これは天然ふぐのお話し。

養殖ふぐに関しては毒をもった稚魚に、無毒化するエサを与えることで無毒なふぐになります。
身体へは無害なので養殖ふぐがいつの季節でも流出しているのはこのためです。
養殖ふぐが生まれたからこそ、一年中ふぐを食べることができるのです。

2. ふぐの旬は?

1年中ふぐが食べることができても、食材には必ず「旬」というものがあります。ふぐの旬は冬と思っている方が多いようですが、本当にそうなのでしょうか?
天然ふぐの時期は「秋の彼岸から春の彼岸まで」と前述した通り、ふぐの旬はまさに冬の「11月下旬~2月下旬」とされています。寒い時期に食べるふぐ鍋、ぷりぷりの白子の旨さ、熱燗で楽しむひれ酒など、冬ならではの楽しみ方が色々あります。

しかし、実際にはふぐの身が最も美味しいと言われてるんは産卵期前の時期されてます。ふぐの王様とらふぐの産卵期は春から初夏なので、必ずしもふぐの旬が冬と言うわけではありません。日本には四季があり、昔から食材の旬を大事にしてきた文化があります。そのことからも、旬の時期に旬のものを食べることで幸せな気持ちになるのかもしれません。

3. 天然ふぐと養殖ふぐで違う旬

ふぐには「天然」と「養殖」があるのは、皆様ご存知だと思います。そして「天然」と「養殖」では値段・味・風味だけでなく旬にも違いあるのはご存知でしたか?
前項目でふぐの旬について述べてきましたが、天然ふぐの旬の内容についてでした。では養殖ふぐに関しての旬とはいつなのでしょか?

養殖ふぐの旬は、実はありません。ないというと語弊がありますが、1年中美味しく食べることができるのが養殖ふぐの特徴なのです。もちろん、天然ふぐ同様に産卵の時期や出荷量などでの違いは出てきますが、春夏秋冬限らず美味しいのは間違いありません。ただ、皆様のイメージで冬のふぐを連想される方も多くいらっしゃると思います。鍋物や白子、ヒレ酒など冬によく食べる定番料理としてあるからなのです。

冬場には贅沢に「天然ふぐ」を食べて絶品の美味しさを味わえる、夏には「養殖ふぐ」で違う楽しみ方をするのも良いのではないでしょうか?

4. 旬の楽しみ方

天然ふぐの旬である「11月下旬~2月下旬」。楽しみ方は千差満別。

王道と言えばやっぱり「てっちり」。冬場になると誰もが食べたくなる鍋料理。その鍋料理をふぐにすることで贅沢感が味わえる逸品に早変わり。ふぐから出る出汁と野菜の相性は抜群です。

白子は天ぷらをオススメ。鍋の中に入れてぽん酢と一緒に食べるのも捨てがたいですが、違う楽しみ方をご提案。黄金の衣をまとった白子の天ぷらは2段階の楽しみ方が。口に入れた瞬間にサクサクとした衣の食感のすぐ後に、トロッとした白子が口いっぱいに広がります。白子の二面性が見える料理ですね。

寒い冬にはヒレ酒を。弱火でじっくり炙ったヒレを熱々の日本酒に入れてクイッと一杯。ヒレの旨みが染み出した日本酒の独特の風味と味わいが楽しめます。冬ならではの一品ではないでしょうか。

5. 旬以外の楽しみ方

旬以外の楽しみ方は何があるのでしょうか?

まずは、ふぐの唐揚げ。西日本では定番の家庭料理です。かぼすやレモン、塩などをかけたカリカリの衣とふわふわの身はお子様はもちろん、お酒のおつまみにも最適です。

次に、ぷりぷりの白身や白子を炭火で焼き上げた焼きふぐ。塩を軽く振っただけでも美味しさは際立ちますが、濃い目のタレにつけて焼き上げると表面はカリッと、中はトロトロの味わいを楽しむことができます。

最後はふぐ茶漬け。てっさを少しだけ残しておいて、暖かい白米に並べ、出汁をかける。少しずつ火が通っていくので味の変化も◎。〆には最高の逸品です。

今や1年中楽しめるふぐなので、ぜひこの機会にお試ししてみてはいかがでしょうか。